グラフ作成クラスの公開

 前回に続き、今回はトピック解析が終了して出力されるthetaファイルを元に、文章のネットワーク図を作成する「TopicGraph」クラスを修正し、GitHubにて公開しました。
 このクラスはThetaファイルを読込んで、各文章のトピックへの分類確率に基づいて、ネットワーク図を作成し出力します。クラスをnewする段階でthetaファイルをパースし、その後make_graphメソッドを呼び出すとグラフファイルが出力されます。
 以前の実装では、トピック数は5個までだったので、色はGraphvizのBrewer Schemeで足りていたのですが、今回からはトピック数がもっと多い場合も想定するので、色指定をRGBで書き込むようにしました。
 参考になりそうなパステルカラーを探して、http://kohrin.net/color/color.htmlのサイト様で公開されている色を記述しました。 TopicGraph.rbには8パターンまで用意しましたが、もっと必要な場合は追加することができます。

 これで文章の単語リストからグラフを出力するところまで、まとめることができました。次回からは、これらのクラスの使い方を紹介する意味も込めて、多くの文章をトピック分類する手法を、階層的に実行するところまで含めて試してみたいと思っています。