ポスター相関図の作成方法の転換

 今までポスター相関図を作るのに、あるポスターを中心にして相関度の高いもの10個を選択、などとしてきましたが、それで出力された相関図が人によってノード数が異なるなど見栄えが異なり、またそれだけみても良い情報が見やすくなっているとは思えないものでした。
 そこで今回ポスター相関図の作成方法を見直し、なるべく意味のある図を出力できるように考えました。
 あるポスターを中心にした時、そのポスターと高い関連性をもつポスターが多い時、それらの関連ポスターがさらに関連しているものを少しだけ見れれば、どういう分野と関連があるのかを知ることができると思います。
 また逆に、高い関連性を持つポスターが少ないときは、自分に近いポスターよりも相関先にどんなコミュニティがあるのかのほうに興味があると思われ、関連先のポスターがさらに関連しているポスターをなるべく多く表示する方がよいと考えました。
 この考えの下、相関図を精製するRubyスクリプトを書いてみました。最大出力数Nodesを設定し、あるポスターから同じ共有単語数のポスターをNodesを超えないように出力し、Nodes-出力数を次のポスターの最大出力数に設定しなおして再帰的に相関相手を出力するという実装にしました。再帰して使う関数部分は以下の通りです。
 このプログラムをNodes=6で実行して得たグラフ図がみやすそうになりました。すべてのポスターについて確認してみようと思います。