調査の続きとCaboChaインストール

 前回に続き、First Author'sのレビューをいくつか読んで、その中で新規知識として有用な行を特徴づける単語を探してみました。

「その結果…明らかにした」
「これらの結果から、…示唆された」
「その結果、…説明できることを見い出した」

といった書かれ方がされているとことが重要らしいということが、前回に続きわかりました。
 なので、今後これらの文から「意味・知識」を取り出す作業ですが、いきなりそれらの要素を繋げて出力するのは難しいと思い(というのもただ文字が羅列されているだけの結果を「知識だ」と言われても、その信憑性がなく結局論文を読まなくてはならなくなるので)、そこは既にあるプログラムを利用することにしました。
 日本語の係り受け解析器として、内部でMeCabを利用するCaboChaというものがありました。この結果をみてみたいとおもい、手元のPCにインストールしてみました。
 CRF++のバージョン0.57と、MeCabのバージョン0.993をインストールしてから、CaboChaのバージョン0.61をインストールしてみました。途中「iconv」のシンボリックエラーが出ましたが、configure実行時に、

$ LIBS=-liconv ./configure --with-charset=utf8 --enable-utf8-only

としてやり直すことで上手くインストールできました。
 次回CaboChaのPerlバインディングをインストールして、プログラムを組んでみたいです。