遷移確率の計算

 ChromHMMで推定された状態だけでは、その行がもつ属性を判断できないと思われたので、まだ実装していなかった遷移確率と出現確率を求める部分に注目することにしました。遷移確率を求めることで隠れ状態だけからでなく確率的にその行のもつ属性を判断することができるようになると期待されます。
 遷移確率の定義は簡単で、推定された状態列から見たい遷移を選んでその個数を数えてsmoothing constantに掛け合わせるだけです。この部分を実装してみました。コードは以下に示してあります。
 この遷移確率を見ることで、推定された隠れ状態がどれだけの信頼度があるかを測ることができるようです。次回以降この遷移確率の利用方法と、出現確率演算の実装を行いたいと思います。